家の裏側を支える高性能な材料
広島県の安芸郡熊野町を中心に、地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
大工道具の投稿に興味を持ってくださった方がいたので、今日は材料について紹介してみたいと思います。
新築でもリフォームでも、家の見えないところにこそ、たくさんの工夫された材料が使われているんですよ。
▼目次
・外壁下地
・屋根下地
・断熱材
・面材
●外壁下地
外壁は、常に紫外線や雨風にさらされるハードな場所にあります。
だからと言って分厚いものを使えば良いわけでなく、土台の負担にならない「軽さ」「通気性」「気密性」も求められます。
温度や湿度の影響で伸び縮みしたり、割れたり反ったりしてしまうと隙間が出来るので、気密性がしっかり維持できるものであることが大事です。
例えば、ガラス繊維が入った防水・防カビ・耐火性に優れた軽い石膏ボードなどがよく使われています。
●屋根下地
屋根も、外壁と同じく紫外線や雨に対する「強さ」が重要。
それと同時に「保温性」や「通気性」なども必要です。
屋根の仕上げ材に何を使うかなどによりますが、例えば防水しながらも通気性や結露防止を重視する場合は、野地板や断熱材の上に敷設する不織布ベースの素材を用います。
また、瓦やスレートの直下に敷く一時防水層には、防水性や耐熱性を上げるため樹脂・ゴム・ポリマーが添加された改質アスファルト素材が用いられます。
目的に合った素材を選び、どの層に施工するかが重要です。
●断熱材
断熱材は、家の快適性に欠かせない材料で、いろいろな種類があります。
グラスウールは木造住宅に多く使われている素材で、高性能な細かい繊維のものを選べば垂れたりゆるんだりしません。
不燃認定を取得したもの、ホルムアルデヒドを含まないもの、密度についてもさまざまなものが流通しています。
昔のグラスウールはチクチクしましたが、最近はチクチクが軽減されたものが増えて施工側も扱いやすくなりました。
●面材
面材には、構造用合板や石膏ボード、耐力面材などがあります。
揺れや火災に強いボードは、強い家づくりに欠かせません。
軽さや施工性が良いものも多いので、用途や工法にふさわしいものを選択してご提案しています。
どれも家が完成してからは見えない部分なので、なじみがないかもしれませんが、家づくりの材料はここにあげたもの以外にもたくさんの種類があります。
メーカーから新しい製品も続々と登場するので、私たちも情報を集めたりテストを重ねながら慎重に選んでご提案しています。
それぞれの立地や悩み、工法に合わせて“最高の機能”を持たせた家づくりをしますので、ご安心ください!
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