ウッドデッキは木にする?樹脂にする?
こんにちは!
広島県安芸郡熊野町を中心に、地元密着で新築・リフォームを手がけている宗像工務店です。
朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきました。
暑すぎてベランダやデッキに出る気がおきなかった方も、そろそろ外の風を楽しめる頃ではないでしょうか。
宗像工務店でも、最近ウッドデッキの施工をやらせていただきましたので、いくつか画像でご紹介します。
▼目次
・デッキとは
・“ウッドデッキ風”樹脂デッキ
・天然木のウッドデッキ
・迷ったときの検討ポイント
・施工の流れ
・まとめ
デッキとは
自宅の敷地内で外を楽しむ空間といえば
・デッキ
・ベランダ
・バルコニー
・テラス
・縁側
があげられると思います。
それぞれに定義や由来はありますが、デッキとベランダの良さをあわせ持った中間の施工例などもたくさんあります。
最近の新築戸建てで主流になってきているのは、「デッキ」。
デッキとは、建物の外に飛び出すように設置する床です。
室内から一続きになっていることが多いため気軽に外に出やすく、“アウトドアリビング”のような使い方がイメージできると思います。
ちょっとしたお茶時間や家族でのバーベキュー、お子さんの水遊びもアクセスしやすいです。
室内から延長コードをつないで、ホットプレートなども使えます。
そんなデッキ、素材は大きく分けて2種類あります。
“ウッドデッキ風”樹脂デッキ
なんと言っても人気なのは、木のように見える樹脂デッキです。
本物の木のぬくもりや肌触りは出ませんが、見た目は木のようなので、外観の雰囲気には木らしい風合いが出ます。緑の芝とも合いますよね。
最大のメリットは、掃除しやすく腐りにくいこと。
デッキは雨風や湿気にさらされるため耐久性が大事なのですが、樹脂は雨や太陽熱での劣化のスピードが断然遅いです。状況によっては20年近くもつのではないでしょうか。
汚れたらブラシやスポンジや布でこすれば良いだけ、傷もつきにくい、きれいを保てる、という扱いやすさは助かりますよね。
人工的に造られているため、色や厚みなども豊富です。
天然木のウッドデッキ
そうは言っても、やっぱり本物の木のデッキのぬくもりは良いものです。
樹脂デッキでは経年変化を楽しめないことに加え、夏の日差しでヤケドをするほど高温になってしまいますが、天然木は暑い日も樹脂より肌に優しいです。
傷みや腐敗などの劣化が早くはありますが、定期的に表面塗料や傷みをメンテナンスできるのであれば、やはり木もおすすめです。
メンテナンスの目安は1~3年ほどで、大がかりな修繕は10年ほどのイメージです。
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こちらはだいぶ以前の施工事例ですが、ヒノキとスギを使用した柵付きウッドデッキです。
水の吸収を少しでも避けて劣化を遅くするため、表面塗装もしっかり行いました。
屋根を付けたので、紫外線劣化のスピードも遅くなりそうです。
ちなみに、輸入のバツ材であればかなりハードで密度が高いため、より耐水性が高いです。
迷ったときの検討ポイント
さて、ここまで読んでいただいて、デッキを付けるなら本物の木か樹脂か決められそうですか?
お伝えしたように、メンテナンス性は圧倒的に樹脂デッキが有利です。
ですが、こまめにメンテナンスできる状況であればウッドデッキの経年変化と感触のメリットも大きいです。
【樹脂デッキのメンテナンス】
ほとんどないので、手間や費用がほぼかかりません。
もし気になるところができたら、塗装したり防腐処理を重ねたりします。
【天然木のメンテナンス】
湿気対策や傷の補修などが1~3年で必要になります。
表面にささくれが出来ることも多いので、ケガがないようチェックが欠かせません。
選択のポイントは「風合いを取る」か「メンテナンス性を取る」か。
これから修繕や新設を考えている方は素材選びの参考にしてください。
施工の流れ
①現地調査
新設する場合は採寸や土台施工のシミュレーションなどを入念に行い、デザインや素材を決定します。
リニューアルの場合は傷み具合を見て撤去します。
②新しい土台を作っていきます
③素材を組み立てていきます。
④完成
まとめ
樹脂デッキは初期費用がかかる場合もありますが、選ぶ素材や広さによってはそうとも限らず、何よりメンテナンスほぼフリーなのは維持費の面で魅力です。
一方で天然木のデッキはこまめにメンテナンス費用がかかりますが、樹脂には出せない自然な肌触りや風合いがあります。
どちらの素材が生活や環境に合っているか、ぜひ検討してみてください。
宗像工務店では、どちらの施工もしっかりとやらせていただきます!
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