階段下の有効利用アイデア4選
こんにちは!
広島県安芸郡熊野町を中心に、地元密着で新築・リフォームを手がけている宗像工務店です。
今年のプロ野球シーズンも決着がつきましたね~。
カープは優勝見届けの立場になってしまいましたが、昨日も勝ったし、来年に向けてまた応援です。
さて、今日は大工目線で「階段下の空間活用」について書いてみます。
二階建てにお住まいの皆さん、階段下はどのようになっていますか?
実はこの部分、「デッドスペース」になりやすいのですが、工夫次第で家の使い勝手や間取りの効率化に大きく影響してくる場所なんです。
これから家を建てる方も、リフォームをお考えの方も、ぜひ参考にしてみてください。
▼目次
・階段下を【収納】に
・階段下を【小部屋】に
・階段下を【ワークスペース】に
・階段下を【トイレ】に
・まとめ
階段下を【収納】に
一番取り入れやすいのが「収納」です。
掃除機や日用品のストック、季節ごとの飾り物など、意外と置き場に困るものって多いですよね。
階段下に扉付きの収納をつくれば、ごちゃごちゃも隠れてスッキリします。
引き出しタイプにすれば細かく整理できますし、オープン棚にすれば出し入れも楽になります。
ポイントは「奥行きを無駄にしない棚割り」。
ただの空間にするより、用途に合わせて棚や引き出し、ハンガーパイプなどを設けることで使いやすさがぐんと上がります。
階段下を【小部屋】に
階段下を「小さな部屋」にしてしまうのも人気です。
子どもにとっては“秘密基地”のような遊び場になりますし、ペット専用スペースとしてもおすすめです。
猫用のくつろぎコーナーや犬のケージを置く場所にすれば、家族も安心ですよね。
また、本好きな方なら読書コーナーにするのも良さそうです。
小さなベンチと照明を仕込むだけで、隠れ家のように落ち着ける空間が生まれます。
ただし、換気や採光の工夫は必要。
リフォームの際も、窓の取り方や照明計画を一緒に考えていくと快適さが増します。
階段下を【ワークスペース】に
最近は在宅ワークやオンライン学習などが増え、ちょっとしたワークスペースを希望する声も増えています。
「狭さ」が逆に集中しやすい空間になるんです。
デスクを造作すれば、小さな書斎感覚で使えるので、コンセントの位置や照明の明るさも計画しておくことがポイント。
最初から計画しておくと、使い勝手が格段に違います。
扉で仕切れば「こもれる空間」になりますし、オープンにすれば家族の気配を感じながらとか、子どもを見守りながら作業できる空間になります。
暮らし方に合わせて設計すると長く便利に使えます。
階段下を【トイレ】に
戸建てでよく見かけるのが「階段下トイレ」。
限られた土地でも水まわりを効率よく配置できるので、実用性が高い活用方法です。
ただし、階段下という場所がら勾配天井になるため、立ち上がったとき頭をぶつけない高さの確保が大事です。
換気扇や小窓を取り入れると、狭さを感じにくく快適に使えます。
「落ち着く空間」として意外に好評な場所なので、設計次第で居心地のいいトイレになります。
まとめ
階段下は一見すると「使えない場所」に思えますが、工夫次第で収納から小部屋、ワークスペース、トイレまで多様に活かせます。
新築なら設計段階から、リフォームなら現場の状況を見ながらプランすることで、暮らしやすさがぐんと向上しますよ。
宗像工務店では、大工ならではの視点と設計士の専門視点で「無駄をなくし、暮らしを豊かにする」家づくりを提案できます。
階段下の活用に興味を持たれた方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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