平屋を建てる前に知っておくと良いこと
こんにちは!
広島県の安芸郡熊野町を中心に、地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
さて、今日は平屋のお話です。
平屋は、「老後を見据えた方」だけでなく、「若い子育て世代」からも支持されている形。
ワンフロア生活は便利ですし、最近は地震対策やメンテナンスのしやすさでも選ばれる方が多いかもしれません。
全体に占める全国的な割合は二階建てのほうが多いですが、地方を中心に平屋も確実に増えています。
⇒過去のブログ『10年で約2倍になった平屋率』

私も、地域の方とお話をしていて「これからの暮らしを考えると平屋がいい」「2階は不要」とお聞きすることがあります。
そこで、これから平屋を計画されている方に、建てる前に知っておくと良いことを書いてみます。
▼目次
・改めて…平屋の良いところ
・平屋を建てるときの注意点・後悔しやすいポイント
└ポイント①土地条件に注意
└ポイント②日当たり・風通しに注意
└ポイント③収納は多めがちょうどいい
└ポイント④将来の暮らし方を想像する
・実家の建て替え/古民家リフォーム/新築で叶える平屋
・まとめ
改めて…平屋の良いところ

平屋が暮らしやすいということは皆さんイメージできていると思いますが、特によく聞かれる声をご紹介してみます。
◎階段がない → 将来も安心
◎生活動線が短い → 掃除・家事が楽
◎家族の気配を感じやすい、声をかけあいやすい
◎メンテナンスがシンプル(足場が少ない/不要なことも)
年齢を重ねてから「階段がきつい」と感じる方は本当に多いですし、子どもが巣立つと2階を使う頻度は減りますよね。
また、この季節は部屋ごとの気温差も感じるので、室温管理しやすい平屋はそういう面でも過ごしやすいと言えます。
小さなお子さんがいらっしゃる家でしたら、家事をしながら安全確認がしやすくて良いとも聞きます。
平屋を建てるときの注意点・後悔しやすいポイント

ポイント①土地条件に注意
平屋は横に広がる ので、建ぺい率、敷地の形、隣家との距離が大きく関わります。
「土地はあるから大丈夫と思っていたら、希望の間取りが入らなかった」とならないように、土地探しの段階から建築業者と打ち合わせすることをおすすめします。
ポイント②日当たり・風通しに注意
2階がない分、光と風をどう取り込むかは大切なところ。
特に、周りに高い建物があるなら太陽の通り道との兼ね合いを見る必要が出てきます。
これは、中庭・高窓・軒の出などの工夫で解決できることが多いです。
ポイント③収納は多めがちょうどいい
ワンフロア=物が見えやすい(散らかって見える)ので、家自体に収納力が必要になります。
単純に押入れ・納戸・クローゼットを増やすのでは床面積が減って部屋が狭くなるので、設計力&デザイン力で解決していきます。
ポイント④将来の暮らし方を想像する
将来のために、たとえば寝室とトイレの距離を近くする、手すりを付けられる場所を想定する、バリアフリーを取り入れる、車から玄関までの動線(雨にぬれない等)を最初から想定しておく…などを盛り込んでおくと、後々助かると思います。今は元気でも、老後のヒントとして考えてみてください。
実家の建て替え・古民家リフォーム・新築で叶える平屋

平屋に住むには、新築だけが手ではありません。
古民家を安く買われておしゃれな平屋にフルリノベーションされている方もいますし、ご実家を譲り受けて必要な部分だけ直す方もいらっしゃいます。
家族の人数に合わなくなった大きな家を減築して平屋にする例もありますし、基礎だけ残して建て替えるという方も。

宗像工務店では、いずれの例もやらせていただいていますので、ご相談ください。
古民家修繕も得意です。
まとめ

平屋は、暮らしやすい反面、最初の計画がとても大切な形でもあります。
「今」だけを見て進めてしまうと、あとから直しにくい部分が出てくることもありますので、10年後・20年後を少しだけ想像しながら考えてみてほしいと思います。
新築でも、建て替えでも、古民家リフォームでも、分からないことや迷っていることがあれば、ご相談ください。
現場でたくさんの家をつくってきて、たくさんのお困りごとを聞いてきた立場から、一緒にお話できればと思います。
私が直接お答えしますので、お問い合わせはお気軽にどうぞ!
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