水まわりの床リフォーム
こんにちは!
広島県の安芸郡熊野町を中心に、地元密着で新築・リフォームを行なっている宗像工務店です!
クリスマスも終わっていよいよ年末ですね。
今日が仕事納めという方も多いのではないでしょうか。
年末年始、家にいることが多いと気付くこともあると思います。
今日は、過去の現場から床のリフォームの事例を2つご紹介します。
フローリングや畳については何度か書いてきましたので、今回は洗面所やトイレなど「水回りの床」に注目してみたいと思います。
▼目次
・ 現場1:洗面所の床リフォーム
・ 現場2:トイレの床リフォーム
・ 水回りの床は機能で選びましょう
・ 実は補助金の対象になることも
・ 水回りの床 傷みチェックリスト
・ 水回りの床は「早めの対応」が肝心です
現場1:洗面所の床リフォーム

こちらは、洗面所の床です。
水もれトラブルで床が水浸しになってしまったということで、周辺の壁とともに床のリフォームを行いました。
床下まで傷んでいたため、床根太組(ゆかねだぐみ)からしっかり補修。
断熱材もきちんと入れ直し、表面の仕上げはクッションフロアにしました。

洗面所は、
・水はね
・湿気
・洗剤の使用
が多い場所なので、板よりも拭き取りやすく水に強いクッションフロアがおすすめです。
最近のクッションフロアは、木目調・石目調などデザインがとても豊富で、クッションフロアと言われないと分からないくらいのものも増えています。
使いやすくて見た目もおしゃれなのが、今の水回り床材の良いところですね。
現場2:トイレの床リフォーム

こちらは、便器まわりからの水漏れで床が腐食してしまったお宅です。
トイレは洗面所以上に、
・水分
・アンモニア
・ニオイ
の影響を受けやすい場所です。
この現場では床下地をきれいに補修し、断熱材を入れたうえで、水や汚れに強いシートフローリングをご提案しました。
天然石のような柄が特徴的なシートで、最近とても人気のある床材です。
↓この床が…

↓こうなりました。

便器の交換もあわせて行い、工事は1日で完了しました。

水回りの床は機能で選びましょう

水回りの床リフォームでよくあるのが、「表面はきれいだけど、下地が傷んでいた」というケース。
床下の湿気や水漏れは、気づかないうちに構造材まで傷めてしまうことがあります。
そのため、宗像工務店が工事をやらせていただく場合は
①下地の状態確認
②必要に応じた補修
③断熱材の入れ替え
④機能的な仕上げ材施工
まで含めてご提案するようにしています。
表面だけ張り替えるよりも、結果的に安心できるリフォームになります。
実は補助金の対象になることも

床の張り替え単体では対象にならない場合が多いですが、断熱性能を上げる工事と水回り設備の交換を含むリフォームなどを組み合わせることで、国や自治体の補助金制度が使えるケースもあります。
年度や内容によって条件が変わったり先着順だったりするので、「うちは使えるのかな?」という方は、早めに調べて相談するのがおすすめです。
水回りの床の感触や黒ずみ、ニオイが気になったら、早めに点検しておくと安心ですよ。
水回りの床 傷みチェックリスト

洗面所・トイレ・脱衣室などの床は、毎日使っているからこそ変化に気づきにくい場所でもあります。
当てはまるものはありますか?
▽見た目のチェック
✓床の色が部分的に濃くなっている
✓黒ずみ・シミのようなあとが取れない
✓ 床材の継ぎ目が浮いてきている
✓表面がめくれてきた、波打っている
→ 水分が床材の下に入り込んでいる可能性があります。
▽感触のチェック
✓踏むとフワッと沈む感じがある
✓ギシギシ、ミシミシ音がする
✓素足で歩くと冷たく感じる
✓他の部屋より床がやわらかい
→ 下地や断熱材が傷んでいるサインかもしれません。
▽におい・湿気のチェック
✓換気してもこもったニオイが残る
✓床付近からカビっぽいニオイがする
✓梅雨時や冬場に床がなかなか乾かない
→ 床下に湿気がたまりやすくなっている状態です。
▽設備まわりのチェック
✓洗面台・便器の根元がいつも湿っている
✓掃除のたびに水がしみ込む感じがする
✓以前、水漏れやあふれたことがある
→ 水トラブルが床内部に影響している場合があります。
水回りの床は「早めの対応」が肝心です

床の傷みは、表面だけでなく床下の木材や断熱材に影響していることが少なくありません。
早めに手を入れることで、
・工期が短く済む
・費用を抑えられる
・冬の寒さ対策にもなる
といったメリットもあります。
新築でも、建て替えでも、古民家リフォームでも、分からないことや迷っていることがあればご相談ください。
現場でたくさんの家をつくってきて、たくさんのお困りごとを聞いてきた立場から、一緒にお話できればと思います。
私が直接お答えしますので、お問い合わせはお気軽にどうぞ!
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